以前から大きな話題になっていた、ジムニー待望の5ドアモデル『ジムニーノマド』が発表からわずか5日で受注停止が新たに発表されました。
これによりショッピングモールでの展示会などの関連イベントも中止になってしまいました。
発表直後に一体なぜ?
これは当初予定していた販売計画台数を大幅に上回る注文が入った事が大きな要因のようです。
月間販売目標1200台に対して、5日間で受注台数が約5万台と脅威の人気ぶりです。
現状では注文をした方でもメーカーから納期が4〜5年と伝えられた方もいるとの事…
生産工場はどこ?
ジムニーノマドは現状インドの工場にて生産されており、インドから輸入されるようです。
ジムニーの5ドアモデル(※ジムニーノマドは日本市場のみでの名称)は既に海外で先行販売されており、インドから世界各国に輸出されている状況なので、日本から大量の受注が入っても生産が追いつかないようです。
なぜジムニーノマドは大人気なのか?
では一体なぜジムニーノマドはこんなにも人気なのでしょうか。
まず、軽自動車規格のジムニーや普通車規格ジムニーシエラの大きな魅力はシンプルながら無骨なデザインで、それに加えて圧倒的な悪路走破性も兼ね備えているところです。
ただ、ジムニーもジムニーシエラも、3ドアモデルのみの設定しかなく、子供がいるファミリー層や2人以上での使用には向いておらず、どちらかと言えばコアファンのユーザーの方が多い現状でした。
しかし、新たに発表されたジムニーノマドは5ドアになったので、荷室スペースが大幅に増え、後部座席の快適性が大きく向上されました。
これにより、今までジムニーの事が気になっていたが購入できずにいた、ファミリー層や2人以上での使用が多いユーザーにとって、ジムニーノマドは待望の5ドアモデルだったのです。
また昨今のアウトドアブームによるSUVの人気や、発売価格が265万円〜と、とてもお手頃の価格になっている事も大きな人気の要因のようです。
受注再開の目処は?
スズキの公式サイトによれば、現状は受注再開時期は未定との事です。
ただ、5万台のバックオーダーを抱えているためスズキも何かしらの対策をしないといけない状況となりましたが、すぐに改善されるという事は難しそうです。
簡単な事では無いですが、今後はインドの工場だけでなく、日本でも生産される事を期待したいですね。
まとめ
- 当初予定していた販売計画台数を大幅に上回る注文が入った。
- インドの工場にて生産されているため、生産台数に限りがある。
- 現段階では受注再開時期は未定。
他メーカーで大きなライバルもいなく、とても魅力的な車種ですので注文された方も、購入したいが、まだ注文できずいる方も気長に続報を待ちたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。