人気観光地に非常事態宣言
ギリシャの人気の観光地でもあるサントリーニ島に非常事態宣言が発表されました。
サントリーニ島周辺では1月26日以降、地震が頻発しマグニチュード5.2以下の地震が100回以上観測されました。
既に1万人以上が島外に避難する事態となっています。
サントリーニ島ってどんな所?
サントリーニ島はギリシャの首都アテネから南東約230kmにある、エーゲ海に浮かぶ島で、紀元前17世紀の大噴火によって形成されたカルデラによって出来上がりました。
断崖絶壁に建つ白い家や青いドーム型の教会などの美しい街並み、世界一と言われる『イアの夕日』や、古代の遺跡、ワインなどが魅力の島です。
また、島の住民は約2万人で、年間およそ340万人の観光客が訪れる人気の島です。
なぜ非常事態宣言が出されたのか?
- 今後大きな地震が起きる可能性が高い
- 地震活動による噴火の可能性がある
- 島なので逃げ場が無い
- 大きな地震が起きた際は多くの犠牲者が出ると予想される
これらの理由により、最悪の事態に備えて非常事態宣言が出されました。
今後どうなるのか
現段階では3月3日まで非常事態宣言が継続されるとの事です。
なので当分の間は避難したまま状況を見守る事になりそうです。
それまでに地震活動が落ち着いて、島民が家に戻ってまた平穏な日々に戻れることを今は遠い地からただ願うばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。