普段の生活で、ついイラっとしてしまう事はありますか?
上司の態度や口調、通勤電車内でのマナーの悪い人など、何気ない日常生活の中でストレスを感じてしまう人はとても多いと思います。
私もすぐにイライラしてしまうタイプでした。イラっとした気持ちを長時間引きずってしまい、精神的に疲弊してしまうことがよくありました。
ストレス対処法の多くの本を読んで知識を得たり、いつも機嫌の良い人などから聞いた思考法など、過去にたくさんのことを実践してみました。
イラっとしたときの対処法5選!
① 距離をとる
イラっとしてしまった相手の当事者から物理的に距離を取り、その場から離れるという方法です。
例えば、電車内の横に座ってる人やカフェの隣の席などでマナーの悪い人がいた場合は、違う車両や離れた席に移動してしまうのが1番効果的です。
我慢したままずっと耐えていると、ストレスを溜め込んでしまいますし、こちらが相手に指摘するとトラブルの原因になり、さらにイライラしてしまいます。
相手の当事者が会社の上司などの場合は、距離を取るのが難しいと思いますが、1番イラっとした瞬間だけでも、トイレに行くなど少しでもその場から距離をとり、深呼吸をして心を落ち着かせることをおすすめします。
また、友人関係などの場合において、イラっとしてしまう事があまり多く続くようであれば、きっぱり連絡を取るのをやめてしまっても良いと思います。
② ゆっくり深呼吸する
イライラや怒りは、その出来事の直後の数秒がピークといわれています。
怒りのピークでは、冷静になる事が出来ずに、激しく言い返してしまったり、物に当たったりしてしまい、後々後悔することになってしまいます。
③ 客観的に考える
イライラした際は、その出来事を客観的に考えてみるのも効果的です。
人は多くの場合、自分目線でしか物事を考えられなくなってしまいがちです。ですが、第三者の立場や相手の立場で考えてみると、相手の考えや気持ち、自分にも少し非があるという事に気づいて、冷静になることができます。
④ イライラしている時間が無駄だと考える
現代の社会人は仕事や家事、育児に勉強などで忙しく、余暇の時間もあまり多くありません。学生の方でも学校や部活、アルバイトなどで忙しい人も多くいます。
そんな忙しい日常の中で限られた貴重な時間を、イライラや怒りの感情で過ごしてしまうのはすごくもったいないと思います。
また、しばらく時間が経つと意外にもイライラした出来事そのものすら忘れてしまっている事も多いです。イラっとした出来事は、深く考えすぎずに、軽く流してしまい、限られた貴重な時間を、上機嫌で楽しく過ごしたいものです。
⑤ 身の周りの人に話を聞いてもらう
ストレスを一人で抱え込んでしまうと、心身ともに疲弊してしまいます。そうならないためにも、親しい人や信頼できる人に話したり、相談するのも良いと思います。
不満や愚痴を吐いて、それに対して共感してもうう、という事はすごくストレス発散になります。実際に相談して、問題は解決しなかったとしても、気分転換になり精神的にとても落ち着く事ができます。
『まずは、イライラしない自分にする』
そもそもイラっと感じる事が少なければすごく楽ですよね。そこで、私自身がとても効果があったものを3つご紹介します。
① 睡眠を十分に取る
すごくシンプルで『そんなの当たり前だよ』と言われてしまうかもしれませんが、睡眠はものすごく大事です。
睡眠不足の状態だと自律神経が乱れ、集中力の低下、作業精度の低下、体の疲労感などが原因で、とてもイライラしやすい状態になってしまいます。睡眠時間は6〜8時間くらいはとると良いと思います。
② 適度な運動をする
運動することのメリットには、体力向上や、生活習慣病の予防などがあります。さらに、ストレス解消や気分の改善、活力向上、達成感や自信の向上など、精神的に良い効果がたくさんあります。
また、運動をすることで睡眠の質が向上し、とても良い健康状態を維持する事ができます。
その際、決して激しい運動は必要なく、ウォーキングや軽いジョギングでも十分な効果があります。
③ 休日はなるべく外に出る
私自身がそうだったのですが、休日は家にいる事が多く、なるべく体を休めようと意識していました。
確かに身体的な疲れはとれるのですが、精神的にはむしろ逆に疲れてしまう事が多くありました。
意識的に外出するようになってからは、気分転換できたり、新しいものを発見したり、行動した事による達成感を得られたり、刺激を受けたりする事ができ、精神的にリフレッシュする事が出来るようになりました。
まとめ
- ① 距離を取る
- ② ゆっくり深呼吸する
- ③ 客観的に考える
- ④ イライラしている時間が無駄だと考える
- ⑤ 身の周りの人に話を聞いてもらう
- ① 睡眠を十分に取る
- ② 適度な運動をする
- ③ 休日はなるべく外に出る
私は、過去にイラっとした際、ついカッとなってしまい、余計な事を言ってしまったせいで、職場で居心地が悪くなってしまったり、友人と一切会わなくなってしまった苦い過去があります。
その場の一瞬の感情だけで発言したり、行動したりする事は後々後悔する事になってしまいます。
普段からイライラしにくい自分を作り、もしイラっとした事があっても、まずは、いったん冷静になるように意識して行動していきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!