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サッカー

ジェフサポの私が今までで1番絶望した試合

ジェフサポの私が、今までで1番絶望した試合、それは『2012年 J1昇格プレーオフ決勝 ジェフユナイテッド千葉対大分トリニータ』の試合です…

ジェフサポになったきっかけ

当時中学生だった2007年に、サッカー部の友達に誘われて、フクダ電子アリーナで行われた、ジェフユナイテッド千葉対ガンバ大阪の試合を見た事がきっかけでファンになりました。

初めて見るフクアリの臨場感やジェフサポーターの熱い応援、そして選手たちのテクニックや激しいプレーに、当時とても興奮したのを今でも覚えています。

(ただ、試合は終了間際にガンバ大阪の遠藤保仁選手に直接FKを決められて負けてしまいました…)

そして、それ以降はホームの試合や関東近郊のアウェイの試合を応援しに行くようになり、気づいた時にはジェフサポになっていました。

長年苦戦が続く…

ただ、私がジェフサポになってから2年後の2009年、第31節アウェイの川崎フロンターレ戦に敗れて、クラブ史上初のJ2降格となってしまいました。

そして、それ以降は1度もJ1に昇格することができず、今年でJ2リーグ16年目となってしまいました…

今年こそはいける!と毎年のように期待しながら、あと1歩のところで及ばず、サポーターは毎年悔しい思いをしてきました

長年、これだけ悔し涙を流してきたジェフサポーターは、他チームのサポーターと比べても、かなり打たれ強い方なのではないでしょうか。

その中でも、ジェフサポの私が長年今まで観戦してきて、1番絶望した試合は2012年に行われました…

2012年 J2リーグ

この年は木山隆之監督の下、山口智選手に佐藤勇人選手、オーロイ選手や藤田祥史選手など、J2の中でもかなり豪華な陣容で戦いました。

開幕戦ではモンテディオ山形相手に快勝し、第11節のギラヴァンツ北九州戦から第16節の大分トリニータ戦まで6連勝を達成などはしましたが、年間を通しては中々安定せずに最終的に5位で終わり、J1昇格プレーオフに進む事になりました

2012年 J1昇格プレーオフ

5位で終えたジェフは、プレーオフ準決勝でシーズン4位の横浜FCとアウェイで戦いました。

試合は藤田祥史選手の2得点などで、シーズン順位1つ上の横浜FCに完勝し、アウェイまで駆けつけた大勢のジェフサポの前で、最高の雰囲気で決勝に進みました

決勝の相手は、もう1試合のプレーオフ準決勝で、シーズン順位3位の京都サンガを相手に下剋上で勝利した、シーズン順位6位の大分トリニータとなりました。

昇格への圧倒的な自信 

ジェフサポーターの多くは大分トリニータとの決勝戦に圧倒的な自信をもっていました

  • ジェフは大分トリニータと相性が良く、通算対戦成績でも大きく勝ち越しており、得意としていた。
  • 決勝は国立競技場で行われるので、隣県であるジェフサポーターが大挙しホームのような雰囲気で試合が出来る。
  • 準決勝の横浜FC戦で見せたチームの完成度が抜群で、チームの雰囲気も最高の状態であった。
  • レギュレーション上、年間順位の優位性を保つため、引き分けの場合は年間順位が上のジェフが昇格する事が出来る。
  • ジェフは中堅からベテランまで経験豊富な選手が特に多く、大一番の試合に対して慣れていた。

最も絶望した試合 J1昇格プレーオフ決勝 

迎えた決勝当日は、生憎の空模様で、雨が降る中でキックオフされました。

試合はジェフがやや優勢に進めるも、引き分けでも昇格が決まるため、リスクを冒しても得点を決めにいくという場面は少ない印象でした。

そんな中、勝利する事が絶対条件の大分トリニータは、73分に元ジェフで古巣との対戦になるFW林丈統選手を交代でピッチに投入しました。

そして試合は終盤まで進み、このまま引き分けでジェフが昇格すると思われていた86分に悲劇は起こりました…

森島選手のパスに抜け出した途中投入の林選手がGKとの1対1をループシュートで沈め、大分トリニータが土壇場で勝ち越したのです。

この瞬間何が起きたのか分からず、頭が真っ白になりました。

そして圧倒的有利だったはずのジェフは一転して、得点を取らなくていけなくなり猛攻しますが、無情にもそのまま試合は終了し、すぐ目の前まで見えていたJ1昇格は幻となりました。

数えきれない程の絶望要素

精神的にやられた理由
  • あと数分耐えればJ1昇格だったが、終了間際に失点してしまった
  • 相性が良い、大分トリニータ相手に、よりによって大一番で負けてしまった
  • 引き分けでも昇格できたが、アドバンテージを活かせなかった
  • 地理的に優位で、大勢のジェフサポーターの前で負けてしまった
  • 得点を決めた相手の選手が、元ジェフの林選手であった
  • 旧国立競技場には屋根がほとんど無く、雨に打たれ続けて、身体的にも限界であった
  • 来年もまたJ2という現実
  • 今後、主力選手の多くが退団してしまうのではないかという不安

試合直後は、現実を受け入れる事ができず、ピッチ上でうなだれているジェフの選手を見ながら呆然としてしまいました。

個人的には、J2に初めて降格が決まってしまった、アウェイの川崎フロンターレ戦よりも、この試合の方が何倍も悔しかったですね。

そして、国立競技場からの帰り道で、ジェフのユニホームを着た小学生くらいの小さな子供が号泣していた姿が今でも忘れらません。

まとめ

以上が、個人的に1番絶望した試合のご紹介でした。

今後、恐らくこの試合以上に絶望することは無い(と願いたい)と思います。

そして、ジェフユナイテッド千葉は、今年こそ自動昇格でJ1昇格を達成して、悔し涙ではなく、嬉し涙で、2025年シーズンを終えられるように、私自信今年も精一杯応援していきたいと思います!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。