転職してカー用品店で働くのは大変？実際に４年間働いて大変だった事と良かった事、どんな人が向いているかをご紹介！

求人サイトにもよく掲載されている、『未経験でも安心！』『車の知識が無くても大丈夫！』は本当なのでしょうか？４年間、某大手のカー用品店で正社員として働いてきた私が感じたことを、正直にお伝えしたいと思います。

カー用品店で働く事を検討されている皆様のお役に立てる内容となっておりますので、ぜひ最後まで読んでください！

お客様からすると、カー用品店で働いているスタッフは、車について詳しいと思って質問をします。それに対してスタッフが曖昧な回答をしてしまうと、お客様は当然不愉快な気分になってしまいます。

ある程度の期間働いていれば、車の知識は身につきます。車について、働きながら積極的に勉強したいという方は未経験でも問題ないと思います！

上司や先輩社員などから、『分からない事があったら何でも聞いてね』と声をかけてくれるのですが、基本的にカー用品店では従業員が少ないです。なので、お客様から質問をされて、分からないことを先輩社員などに聞きたくても、他の従業員も接客中であったり、作業中のため、とても聞ける状況では無いのが辛かったです。

• ご来店されたお客様の接客対応
• 季節商品の入れ替えによる売り場改装
• 入荷したタイヤやバッテリーを検品して倉庫に移動
• お店にかかってくる電話の対応
• 各メーカーの営業さんとの打ち合わせ
• 新入社員やアルバイトの方のフォロー
• 翌日の予約作業の準備

私が働いていたお店では、オープンから閉店まで、常にこれらを同時並行する事が続いていました。体力的にはもちろんですが、精神的にも疲れる事が多かったです。

お店によっても異なりますが、カー用品店は、朝の１０時にオープンして夜の８時に閉店する店舗が多いです。従業員は朝９時頃に出勤し、夜は２１時過ぎに帰る事が多いです。また、１２月の繁忙期は夜の２３時過ぎまで残業する事も多くありました。

カー用品店の客層は、他の接客業と比べてもあまり良くありません。

言葉遣いが悪い方や常に難癖をつけてくる方、作業の待ち時間が長引いてしまうと大声で怒鳴り出すようなお客さんを、今まで何人も見てきました。基本的には優しいお客様がほとんどなのですが、１人でもこういった方を対応すると精神的に疲弊してしまいます。

店舗によっても異なりますが、カー用品店では、店舗勤務歴の長いベテランの整備士が作業の待ち時間など、お店をコントロールしている事が多いです。このベテランの整備士が横柄で自分勝手な人が多く、他のスタッフが萎縮してしまい、特にピットの作業場での雰囲気が悪いという事が多いです。

知識が身についてくると、お客様の車両トラブルの解決策や、お客様の車の使い方にあった最適の商品やサービスを提案する事が出来るようになります。その結果、お客様に喜んでいただけた際は、本当に嬉しい気持ちになります！

店内スタッフは接客業という事もあり、喋ることが好きな人が多いです。協力し合いながら、わいわい楽しく仕事できます！

私は、カー用品店で働いていて、仲間と協力して仕事できたことが、１番楽しかったです。この仲間のおかげで辛い事も何とか乗り切ってこれました！

ある程度の期間働いていると、お客様に自分の顔と名前を覚えていただけるようになります。

接客業なので、当然と言われてしまうかもしれませんが、これは欠かせないですね。話す事が好きな人は、お客様と対応している際にも無意識に好印象を与えます。その結果、商品を買ってくれたり、感謝をしてくれます。

カー用品店では繁忙期の激務や、毎日数々のトラブルが起きます。その際に、全員で協力して、困っている人をフォローする事が不可欠です。

最初は車の知識が無くても、働きながら積極的に勉強していく事が必要です。車が好きで、車についてもっと知りたいと思っている人の方が当然やる気も上がりますし、知識が身に付くスピードが格段に早くなります。